34億ドル(約3700億円)を運用するクオンティテーティブ

34億ドル(約3700億円)を運用するクオンティテーティブ・インベストメント・マネジメント(QIM)の戦術的ヘッジファンドは今年1-8月のリターンが概算でプラス56%となった。ブルームバーグが入手した投資家向け文書から分かった。

同社の体系的ロングショート株式ファンドであるタクティカル・アグレッシブ・ファンドは、7月に7.4%のマイナスとなったが、8月は14%のプラスだった。書簡によれば、12億ドル規模の同ファンドが10%を超える月間のプラスリターンを上げたのは今年3回目。

http://cogoole.jp/searches/blog_detail/894/46394
http://川口あんてな.com/matome/780

ヘッジファンド・リサーチ(HFR)によれば、株式ヘッジファンドは8月のベストパフォーマーで資産加重ベースの平均成績はプラス1.6%。1-8月平均成績はプラス8.6%となっている。

「8月のヘッジファンドの利益は株式とトレンド追随型投資がけん引した」と、HFRのプレジデント、ケネス・ハインツ氏が発表資料でコメントした。

http://faweroaero.asks.jp/716.html
http://faweroaero.asks.jp/382.html

ルネッサンス・テクノロジーズ(運用資産約500億ドル)も今年2桁台のプラスリターンを上げている。事情に詳しい関係者によれば、ルネッサンス・インスティチューショナル・エクイティーズ・ファンドは8月がプラス1.7%、年初来では同11%。ブルームバーグ・ニュースが入手した文書によると、コーチュー・マネジメントも1-8月の成績がプラス27%と好調。